盛夏201908

三年前 あまりの猛暑続きで 91才の母親が

一人暮らしの別棟 一階の椅子に座れず

土間に横たわっていた

盆直前 総合病院に入院出来た

コロナの8ヶ月くらい前か

入院中 AM7時 13時 日に2回 病院に通った

ポータブルトイレ 紙パンツと中に敷く

紙パット ベッドで食事するテーブル

介護の大変さを ほんの少し見た

母親は 六割くらい回復した

だが自分で買い物には行けない

ドクターからは 退院は同居が条件との事

リハビリ病院に転院だが

本人は元の一人暮らしの家に帰るつもりだ

そんな時 妻から 「介護は24時間」

の一言があり

自宅にベッド ポータブルトイレ

ベッド用テーブル等 アマゾンで揃えた

わずか5ヶ月 同居 介護して

妻には 悪かった

俺は母親の下の世話 漏らした物の始末

ここは牢屋だ コろセ と言い出した頃

施設に入れる決心がついた

入れる施設が その時 見つけられなかった

デイサービスで急死

2年が経ち 後悔は無い