三年前 あまりの猛暑続きで 91才の母親が
一人暮らしの別棟 一階の椅子に座れず
土間に横たわっていた
盆直前 総合病院に入院出来た
コロナの8ヶ月くらい前か
入院中 AM7時 13時 日に2回 病院に通った
ポータブルトイレ 紙パンツと中に敷く
紙パット ベッドで食事するテーブル
介護の大変さを ほんの少し見た
母親は 六割くらい回復した
だが自分で買い物には行けない
ドクターからは 退院は同居が条件との事
リハビリ病院に転院だが
本人は元の一人暮らしの家に帰るつもりだ
そんな時 妻から 「介護は24時間」
の一言があり
自宅にベッド ポータブルトイレ
ベッド用テーブル等 アマゾンで揃えた
わずか5ヶ月 同居 介護して
妻には 悪かった
俺は母親の下の世話 漏らした物の始末
ここは牢屋だ コろセ と言い出した頃
施設に入れる決心がついた
入れる施設が その時 見つけられなかった
デイサービスで急死
2年が経ち 後悔は無い