小さいころ住んでいた借家の 道路斜め向かいに保育園が有った
大きな声は 聞こえていたが 何とも思わなかった
俺が6才くらい そろそろ小学校入学だと言う 記憶が有る
ある日 保育園関係者 市役所の関係者だろう 家に2~3人来た
目の前の保育園に 「俺と弟を入園させたら」 と言う話だった
何故 入園させなかったのか お金が無かったのか 父親が反対していたのか
俺と弟が入園して母親は お金は かかるが 随分助かったと思う
だが 俺は保育園に年長になってから初登園して 驚きの連続だった
1 「その手を上に」
結んで開いて・・・その手を上に
あまりにも幼稚な お遊戯に 俺は とても真似が出来なかった
ただ茫然と 立ち竦んでいたのだろうと思う
2 トイレ(大)の仕切りが 保育士が上から覗けるようにH=1,200
くらいしかない 低い 上から覗かれる とてもここでは 用が足せない
保育園を 黙って抜け出し 道路斜め向かいの家に帰って 用を足した
3 お昼寝は 無理 そんな習慣は無かった 母親もそんな事言った
覚えは無い 昼寝の時間が 嫌いだった
年長になって急に入園した 全く歩調を合わせられない俺を
保育士さん(その時代保母さん)も 他の園児も
良くして くれたのだと思う 他には 記憶に残っては いないので