母親が亡くなって 1ケ月後 春の彼岸が過ぎた頃
地区の川浚えが有る 水路に落ちた砂を 掻き揚げる作業
要領を誤ると 腰を痛める
作業終了後 休んでいると 一人の御婦人が声を掛けてくれた
「お母さんには 良い具合にされていたのに」
同居 介護 デイサービス等 近所の方は見ていたのだろう
ふと 母親の話を思い出した
大雨で濡れて 乳母車を押して歩いていると
車に乗せて頂き 家まで送って頂いた事を
びしょ濡れで 車のシートが汚れたでしょうか
あの時 お世話になったのは 貴方様でしょうか
母親がお世話になりまして 本当に有難う御座いました
と言い出すまでに ペットボトルのお茶をもらい解散となった
なにせ初対面 近所付き合いも何もしていない
町内会の会合にも出ていない コロナで会合が無くなっている