酒20220807

親父みたいな酒飲みなんかに ならぬつもりが

なっていた

親父の前で一度だけ日本酒のコップ酒に口を付けた事が有る

何ヶ月に一度帰ったり

帰らなかったりの親父

たまたま運悪いタイミングで

悪い予感通り「なんだ その飲み方は」

一気に飲み干せ と言う事だ

職人の父親の飲み方は

一旦 コップを掴むと一気飲み

子供の頃から見ていた

伯父さんの家で 叔父さんが ワザとウィスキーを なみなみ一杯に注いで出す

親父は好きな酒を前にして手を出さない

1時間くらい話して帰る寸前 コップを掴むと一気飲み 子供心に 肝臓悪くするだろうと思った

立ち飲み 角打ちに行くと 日本酒一杯 コップが置かれた その瞬間 コップを掴み 一気に飲み干す コップをトンと置いて御勘定

毎日 日本酒一升 よくも体が持ったものだ

父親は68才で仕事が少なくなった時 引退しようとした  その途端 酒が飲めなくなった。 職人仲間の親方が 父親に「オヤジが酒が飲めなくなったら終わりだ」と言って酒を酌み交わしに来たらしい 直腸結腸癌だった 両切りの缶ピース 毎日の酒 病室で息子の私に言った言葉は 「酒が飲めなくて何の人生だ」 だった

私は 毎日ほんの1〜2杯の晩酌 一気飲みはしない

365日 飲まない日は無い 少しだけ だから毎日が休肝日と家内には言っている