登山1969

 中3の時 山の麓でキャンプが学校行事で有った

家を 出発 荷物が大きいので 父親が駅に車で届けてくれるとの事

近くの駅ではなく 乗換の大きな駅の間違いだった

父親はキャンプ場の近くの現場だったのか 場所まで届けてくれた

キャンプ場にはスピーカーから 「〇明けのスキャット」が

三日間 ずーと同じ曲が流れていた

二日目 希望者のみ登山した 標高1,700m 結構な高さだ

犠牲者が雪山でも 夏場でも出るくらい

三日目 土砂降りの雨で目を覚ました テントの中までも

川の流れの様になった

雨が止むまで とのんびりしていたら 近くの現場だからだろう

父親が新品のカッパ上下持って来てくれた

俺はカッパ上下着こみ 片づけを進んでやった

もし 土砂降りが1日ずれて 登山中なら 中学生 滑落事故

となっていたと思う

天気予報を そこまで見ていないだろうし 山の天気は変わりやすい