離岸流1962

 小2の頃 母親の実家近くの海 浮き輪で泳いでいた

沖に流されている事に気付く 離岸流だ その時は分からない

ただ恐怖で 「助けてくれー」の声が 出ない

沖に伸びる桟橋が見えた 助かった これがもし無かったらアウト

横に移動する様に 手で犬かき 間一髪 桟橋の柱脚につかまった

これ以降 決して海の沖に出る事は やめた

横に移動するように泳げば 離岸流から助かるそうだが

流されている時は パニックになる