沈まぬ太陽1976

  日本映画 日本TVドラマは見ないが 「沈まぬ太陽」は見てしまう

俺の経験とオーバーラップする

イラク赴任で SAS航空(スカンジナビア航空)に乗る

途中 香港 バンコク ダッカ カラチくらいだろうか立ち寄った

後半 トランジットで降りると だんだんと「地の果て」に近づく実感が湧いてくる

主人公が転勤で ついにイランまで到着する様に 

途中 機内食が何回も出る もうこれ以上 食えなくなり どこでも良いから

降ろしてくれ と思うようになる

西に向かって飛んでいるので 直行便なら太陽が沈まない感じか

各空港に立ち寄るので 時間が べらぼうにかかった

やっとバグダッドに到着 夜だった 暑さは感じなかった

国内便でバスラ空港へ この時空港の 右も左も分からない場所で 一人きりだった

到着ロビーに出るが 誰も迎えに来ていない

連絡先の電話番号は聞いていない 目立つように ロビーの中央で

スーツケースに座って待っていると 「お前 目立たないよ」と声を掛けられた

上司の顔を見て 何故 入社2年の新人の俺が イラク赴任に指名されたのか やっとわかった

同期の社員5くらいいたが その中の数人と 上手く いかなかった

上司が俺に 相手がだれであれ「さん付け」で呼ぶんだよ とアドバイスしてくれた

その上司だった この上司が 俺を指名したのだった

国内の遠い転勤で 退社してしまう同期もいたが 俺はイラクに来ると思ったのだろう

技術協力で来て頂いている 他社のスタッフが精神的に弱って部屋に籠った状態になり

その 穴埋めか

それにしても まだ新人の俺を よくも呼んだ物だ

無遅刻 無欠勤で1年勤務して 工事も完了したし 俺だけは1年の任期の話だった

だから 日本に帰れると思っていると

あと1ケ月 残ってくれないかと言われ 黙って了承した

帰りの飛行機に乗ったのに 呼び戻された人の話を聞いていたので

帰りの クウェート空港から飛行機が離陸した瞬間 何故か他の乗客の多くが

拍手したので 俺も つられて 拍手喝采だった