神戸1978

  江川投手を最初に見たのは 私が18才 春の選抜

弟が出場 試合が有るのは後日だったが 開会式で入場シーンを見ようと

甲子園に行った

その第1試合 大阪 北陽高校との あの伝説の試合を俺は 目の前で見た

ダフ屋で買った席は 近い 良い席だったが 後方高い位置だった

江川投手が投球練習するので 駆け降りていき 防球ネットにかじりつく様に 目の前で

目を凝らして見ていた 観客に よく怒られ無かったものだ

地方大会だが 高校野球は 弟の応援で数多く見ていた 俺は 中学野球部の補欠だが目の前で見れば 球は見えた

江川投手が投球練習 第1球 球が見えなかった 満員の観客から「オー」と歓声が上がった インターネットで有名なシーンだ

俺は そのシーンを目の前で見ていてた だが 球は見えなかった

キャッチャーが投げ返して 本当に球を投げた現実が分かり

これでは打てない事が 素人の俺でも 分かった 

 

24才の頃 神戸ポートアイランドの現場配属

俗に言う 江川事件である ラジオの関西のアナウンサーが連日 江川投手を悪く言う

これが 何故かストレスと感じるようになる

阪神へ代わりに行かされた 小林投手が帽子を振り落として投球し

巨人に連勝するので これもモヤモヤして来た

 

どうも 関西は水が合わない 下手な関西弁は使わない様にしているが 

まず こちらが田舎出身である事を伝えるが コミニュケーションが上手くいかない

お好み焼き屋さんで飲むとき 「もうかりまっか」と言えば 店員も和むが

その後が 続かない

関東での様には 上手く 馴染めない

地元の田舎でなら 関西の御客様と 上手く会話が出来る 下手な関西弁を使わず

普通にしゃべっても 何処の出身か聞かれることは無い ここの田舎が地元だから

場所が関西でなら まず 自分が田舎出身であることを 

伝える事が必ず必要な事だと思う